2014YAMAHA マリンジェット&スポーツボートNEWモデル試乗会報告

11月15日(金)2014YAMAHAビジネスミーティングがありました。


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▲2014 MJ-FX Cruiser SVHO(ブラック)
 
 天候:小雨、多少ラフな水面

 新しく変わったSVHOエンジンとFXの船体バランスがベストマッチ。

 250馬力ではありますが、物凄いパワーを感じました!!

 ラフな水面でありながら、直進安定性に優れ、少しも跳ねたりせずトップスピードまで一気にフル加速します。

 女性の私には、アクセルを全開まで開けることが一瞬しかできませんでした!!
 
 とにかく速い、速いジェットです。
 
 全長3.56mと業界最長でありながら、卓越した旋回性能とスピード・加速感の良さは、YAMAHAの開発力の結集だと思います。

 もちろん、ロングツーリングでの安定感は、ズバ抜けています。


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▲2014 MJ-FZS(イエロー)

 水面のコンディションは、FXと同様。

 SVHOのエンジンとFZSの船体バランス!
 
 加速感。マジでヤバかった!!!

 とにかく超、超、超速い!!

 加速感、半端じゃないです!!!

 こんな加速感は私には「も~無理~!!」って感じです

 今まで、ウルトラ300もFZS(SHO)も(ほんの数秒ですが)アクセル全開で試乗ができたのですが、SVHOのエンジンを搭載したFZSは、できなかった。

 恐怖さえ感じました。

 FZSは旋回性能が抜群に優れ、操縦者がハンドルを切った通りに、思ったように気持ちよく旋回できます。

 それは、ジェットを乗る楽しさの原点。

 試乗した人たちは、かなり絶賛しておりました


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▲左 SHO 鋳造
 

鋳造(ちゅうぞう、: casting)は、材料(主にアルミ合金真鍮などの金属)を融点よりも高い温度で熱して液体にしたあと、型に流し込み、冷やして目的の形状に固める加工方法である。

鋳造に使用する型のことを鋳型(いがた)といい、鋳造でできた製品のことを鋳物(いもの)という。英語でcastingといえば、鋳造と鋳物の双方を指す。

右 SVHO 鍛造
 

鍛造(たんぞう、forging)とは、金属加工塑性加工法の一種。金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形する。古くから刀工日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いており、刃物の品質を向上させる努力に伴い技法が発展してきた。

金属の素材を金型などで圧力を加えて塑性流動させて成形する。鍛流線 (fiber flow) が連続するために組織が緻密になり、鋳造に比べて鋳巣(空洞)ができにくいので、強度に優れた粗形材をつくることができる。


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▲左 SHO スーパーチャージャーの羽 5枚 
右 SVHO スーパーチャージャーの羽 7枚 
 ブースト圧(過給圧)大幅アップしています。
 


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▲オイルクーラーも変更有り


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▲冷却機能も大幅アップ。 

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▲ポンプにも変更有り
インペラ 155mmから160mmへ。
ダクトインペラ変奥有り。
ポンプは、水の吸い込み量が多くなっています。
FXもFZも共通。

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▲ライドプレート変更


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▲インテークグレート変更
キャビテーションの低減へ。

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▲MJ-FX Cruiser HO(ピュアホワイト)
 ヤマハの新色です
 このピュアホワイト、かなりの人気です!!
 
 この機種のイメージは、私的には、上品で洗練されたジェットという感じです
 男性にも女性にも好評のカラーです。
 ビーチマリンでは、今年の12月中に入荷予定ですのでこの機種を狙っている方は見に来てくださいね。

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▲FX メーター
SVHOシリーズのメーターは、ホワイトに変更されました。




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▲MJ-FX HO(ブラックメタリック)
 シャープで男性的なイメージがあるこの機種。
 クロームメッキパーツが船体のブラックメタリックを引き立たせます
 

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▲船体のグラフィックは機種ごとに変えてあります。



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▲MJ-VX Deluxe(カーボン)
 2014モデルの船体には、新たに超軽量素材「ナノエクセル」が採用され29kgも軽量化されました
 軽量化により、加速性能・トップスピード・航続時間・燃費性能が向上しています。
 ガソリンタンクも10ℓ大きくなり、ヤマハのマリンジェットはMJ-Super Jet(15ℓ)以外全て70ℓの容量を持つようになりました。
 航続時間は、1.5倍となりました!!
 私は去年11月末、横浜ツーリングをVX Deluxeで行いましたがその際に、満タンで168km(所要時間6時間48分 途中休憩時間含む)を給油なしで航行しました。
 ということは、今度のVXは1.5倍の252kmを無給油で航続可能ということです
 ロングツーリングでの低燃費は、給油時間の短縮のみならずガソリンの減りを心配することなく安心して安全に遊べるということ。
 私たちはツーリング途中にガソリンが無くなる事を考慮して、ジェットのリアプラットホームに20ℓの予備携行缶を積んでツーリングしますが、その重さでバランスが悪く操船がしづらいのです。
 その荷物がなくなる事は、いろんな意味で大きなメリットだと思います

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 ▲こんな感じでツーリング時には、予備のガソリンタンクを持参するのが普通なのです。
 ナノハルVX恐るべし


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▲蛍光イエローのグラフィックに目を奪われてしまいました!
すごくキレイ


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カラー

▲YAMAHA スポーツボートベストセラーモデル 
 AR240 HIGH OUTPUT(ブルー)、(メープルレッド)の2色
 1.8L  HIGH OUTPUTエンジン ×2基掛け  定員11名
 こちらのボートを先週沖縄の海で乗りましたが、波やウネリが多少あってもかなり安定して走ります。
 最高にカッコいいジェットボート
 操船者は、*クルーズアシストを操作することにより、便利で快適な操船となります。
 *クルーズアシストシステム・・・スロットル調整をせずに一定のエンジン回転数での走行をサポートします。
 11人乗りと言う居住空間の広さはまさに「マリンレジャー満喫してますよ~」 とみんなで騒いでみたくなります
 可倒式ウエイクゲート標準装備・・・快適な角度で牽引できるトーイングフックを装備したウエイクゲート。
 オーニングの装着が可能。ブラック塗装。





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カラー


New Model   フラッグシップモデル
242Limited S(ブラック)
1.8L  HIGH OUTPUTエンジン ×2基掛け  定員11名
まさにキラキラと輝くスポーツカーのイメージのジェットボートです!!
AR240 HIGH OUTPUTのグレードアップモデル。

前傾した独特の形状を持つ可倒式ウエイクゲートはコックピットを照らすLED照明を装備。
スピーカーが8個も搭載され、マリン空間の演出に不可欠なサウンドを全員が楽しめるようになっています。





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▲ 【242Limited S】 立体エンブレムがYAMAHAスポーツボートフラッグシップモデルのあかしです



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▲スイミングプラットフォームには、この機種だけシャワーが装備されています
ハイドロターフマットを貼ったスリップしにくいデッキ。
船内のインテリアは、質感が高くブラウンカラーで統一されています。
大人の上品なラグジュアリー感が漂います




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▲242Limited Sは、給油口、航海灯などもメッキ仕上げです。




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New Model  バリューモデル
AR210(メープルレッド)
1.05Lエンジン 2基掛け  定員9名
ウエイクゲートを標準装備。
2基掛けエンジンは、万が一1基のエンジンにトラブルあっても別の1基があるのでマリーナまで帰ってこられるメリットがあるということです。



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▲212X(カラー2種類:ブルー、カーボン)
1.8L  HIGH OUTPUTエンジン ×2基掛け  定員9名
カラー


私がこの日試乗したジェットボートはこちら。
このジェットボートに乗船したことが、今日の一番のプロジェクトの始まりでした・・・

なんと、このスポーツボート 全開走行だと90km/hほど出せるようです
この日は、8名が乗船していたので83km/hくらいだって!!
あまりの速さに息もできないほどでした・・・
プレーニング(滑走状態)までの到達が早く、トップスピードまで一気に加速します
旋回性能も非常に良く、スピードが出ている状態でこの小回りが効く恐怖がも~たまりません
スピード狂ではない私にはかなりの恐怖体験でした
全開走行体感と旋回性能を行うのが試乗会なので、性能ギリギリで運転しているのは当然のことですが・・・
スポーツボートを全開で乗るのは恐怖なので、女性を乗せる場合はいい感じのスピードで楽しんでくださいね

212Xにだけ、約340リットルのバラストタンク装備で、大きなウエイキによりウエイクトリックの楽しみが広がります。
シンプルなボタン操作だけで、ウエイキのバランス調整が可能です。
スピーカーも6個装備されています。




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▲サントレックス500kg積トレーラー
両サイドに【SUNTREX】のステンレスプレート、高級感があります。

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▲参考出品 YAMAHA MONAD(モナド)500kg積(サン自動車製)


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▲低重心とするため、横のフレームを約40mm下げているそうです。(サントレックストレーラーと比較)
 低重心過ぎても、ゲレンデでトレーラー下を擦ってしまう結果となるので、程よい低重心化に仕上げてあるとのことでした。

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▲ホーシングも低重心化の為、約40mm下げているそうです。


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▲MONAD テールレンズ(今回は参考出品のため、完成品はレンズの形状が丸と三角を合わせた形状となるそうです。)


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▲サントレックストレーラのレール幅


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▲MONADトレーラー
レール幅を広げることで、レールと船体の船底への当たり(接地面)が格段と長くなるようです。

 

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