雨の豊後水道
2012年7月16日
梅雨も末期の7月14日、UF29IBを大分の蒲江港まで回航しました。
牛窓から蒲江までは約160mile
【航海計画】 20Kt巡航8時間+給油1時間=9時間
ということで、早朝5時30分牛窓マリーナを出港!
道中小雨が降ったり止んだりの空模様でしたが心配した視界もまずまず…
しかし、海面はベタ凪でしたがこのところの豪雨で多くの浮遊物が確認されました。
そして回避の為の増減速を繰り返したことでかなりのペースダウンを余儀無くされました。
昼前松山のブルエンさんで給油、その後大粒の雨と1.5Mの波に揉まれながら2時間半かけ佐多岬に到達!
霧に煙る岬の先端はうねってて釣り船も皆無…
ガスった佐多岬です
しかし、水の子島を過ぎるあたりから雨も止み薄日が差すように…
そして、疲労もピークに差し掛かった頃、難所の鶴見崎もクリア!
26年前死にかけた鶴見崎を通過!
ほっとしオーナーさんに電話入れると、深島でイサキを釣っているので探して来てと…
イサキを釣ってるオーナーさん
そして15時30分、ついにオーナーさんを発見し10時間に及んだ回航が無事終了しました。
思い起こせば26年前、真冬で海上風警報発令の中、たいした航海経験もないのに、特攻隊のごとくヨットで豊後水道を北上した時(油津~牛窓)この蒲江に緊急寄港しました。
その際、地元の漁師さんには船を抱かせてもらい、軽トラまで貸して頂き大変お世話になった思い出の港です。
無事小蒲江港に到着
過去のブログはこちらからご覧ください。