『鯛フィーバー』の光と影
2015年2月25日
二月も下旬になり次第に暖かい日が増えて来ました。
そんな時先週から小豆島で鯛の釣果が上向いたという情報を入手。
早速火曜の休日実釣に出掛けました。
牛窓港から小豆島北東部のポイントには約30分で到着。
晴天の凪ということもあり、平日にも関わらず地元香川をはじめ岡山兵庫などから100隻近い船が集結、決して広いとは言えないポイントを競い合うように流します。
またベストシーズンの土日ともなれば200隻を超える日もあると聞きます。
こんな状況ゆえ船同士の接触、糸がらみ等は日常茶飯事、中には自船の流すラインに接近するだけで罵声が飛ぶことさえあります。
あるアングラーはこう言い放ちます。
ここでの釣果は技量ではなくハートの強さ!
解説すると、どれだけ厚かましく釣れているポイントに割り込み留まるかに尽きる!
なるほど客観的に見ればほぼ当て嵌まります。
独りのんびり糸をたれるといった釣りのイメージは、今やアグレッシブな競技に進化を遂げました。
瀬戸内のアングラーを魅了する『真鯛釣り』
香川県による漁業規則(水面規制条例)の有名無実化に伴いこのエリアでは協議会によるローカルルールが制定されました。
アングラーとして大物を数多く釣りたい気持ちは解りますが、最低のマナーは遵守し楽しんで頂きたいと思います。
PS:職業柄マナー良くし過ぎたので釣果は全然大したことありませんでした。
船の群れ(鯛の群れ)を離れ悪戦苦闘
船団は釣れると凝縮釣れなくなると拡散します