『ポーナム31納艇』
2019年11月07日
ポーナム31の進水式をNTPりんくうマリーナにて行う。
回航当日は冬型の気圧配置で北西風が強まる予報。
急遽、進水式を前日夕方に繰り上げ、翌朝出航に変更。
オーナー様とスタッフ三名、夜明けと共に出航、伊勢湾を南下し伊良湖岬を目指す。
伊勢湾内においても波は高かったがフォローの風で巡航20Ktをキープ。
伊良湖岬では風と潮流が逆の時発生する三角波で15Ktに減速。
慎重なコースどりで何とか最初の難所を通過、太平洋に出る。
幸運にも遠州灘は風裏になっていて巡航25Ktにスピードアップ。
そして単調な海岸線をひたすら2時間半、やっと最後の難所御前崎に到達。
ここも複雑な海底地形に風と潮がぶつかり合い大ウネリが発生、再び減速を余儀なくされる。
駿河湾に入ってからも結構北寄りの風が強く富士山が中々大きくならない。
そして出航から6時間、無事富士羽衣マリーナに到着。
オーナー様も今日一日、荒海の走行、そしてマリーナでの離着岸と良い経験を積まれたことと思います。
S様進水おめでとうございます(船名はお孫さんのお名前)
日の出と共にりんくうマリーナを出航。
延々と続く遠州灘の向こうに御前崎が見えた!
富士羽衣マリーナに到着後塩を洗い流す