『台風18号』

2017年09月18日

台風18号は昨夜明石に再々上陸した後日本海に抜けた。
大型で強い台風の接近に近隣住民も色めき立つ。
テレビ報道に加えスマホからは避難を促す不気味なエリアメールが一日何度も鳴る。
そのせいか避難港に廻す船も普段より多く見られた。
最も心配されたのは高潮、当初の進路は牛窓の西側と見られていたが実際には東100㎞を通過。
結果的にこれが幸いした。
午後9時半の満潮時既に風向は西に変わっており吹き寄せによる海面上昇(プラスアルファー分)は免れギリギリセーフ。
ということで今回しんどい思いで築いた100個の土嚢は役目を果たさなかった。
しかしまた忘れたころにやって来るのが災害である。

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昨夜の最高潮位

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ホテル・リマーニ前の道路は冠水

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一夜明け正に台風一過、言葉通りの晴天

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これから元に戻す作業開始!

『台風対策』

2017年09月16日

ここ三日ほどヤマハディラーミティングや関東での査定やらで店を空けていた。
其のすきに台風18号がじわりと接近...
実はこの18号私のボート屋人生において最悪の台風(平成16年16号)にコース勢力共に酷似。
高潮で事務所も倉庫の船外機も車も水没しになった苦い思い出がある。
このままだと明日夜の最接近と満潮(264㎝)の時刻が重なってしまう。
今日は船の上架と工場&事務所の荷物揚げ。
明日は土嚢積みと排水ポンプの設置、最後は高台に車の避難。
こんな感じでここ数日は日常業務は休止状態。
また係留艇は係船索・防舷材の補充とオーニング、スパンカーの養生を風雨の弱いうちに行って下さい。

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マリーナは満杯

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傍の避難港も船で溢れている

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部品庫も50㎝浸水を想定

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セッティング工場も荷物で溢れている

『秋の牛窓朝市』

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2017年09月12日

毎月第二日曜牛窓漁協で開催される牛窓朝市。
ちなみに冬の主役はカキ、春はサワラ、夏はマナガツオ、そして秋はエビ。
※主役は私の好物を羅列
底引き網で獲った大量の活ガラエビ、これをで大きなオタマで1回500円で掬う、ちょっとしたアトラクション。
2回掬い、一回分は食用(素揚げ)、一回分は今凝っている一つテンヤ用の餌となった。

『YF24回航』

2017年09月03日

日中はまだ夏の暑さが残るものの朝夕は涼しく秋の気配。
9月最初の回航はYF24を愛媛まで...
午前の凪場を走りきる航海計画を立てる。
まあ航海計画なんてちょっと大袈裟か...(笑)
F175搭載艇で24Kt(4000rpm)これで東予まで60mile二時間半。
牛窓から備讃瀬戸を抜け燧灘へ...
慣れ親しんだこのルートならGPS要らず。
予定通り目的地に到着。
復路はJR予讃線、瀬戸大橋線、赤穂線と乗り継ぎ「乗り鉄」気分を味わった。

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晴天ベタ凪の中出港準備中

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広いところはオーパイを使用、楽チン!

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瀬戸大橋を抜け燧灘を目指す

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到着後即上架

『コスパ』

2017年08月31日

ボートフィッシングシーンでポピュラーになったタイラバゲーム。
これ程までに流行った理由を今更説明することもないが...
今年のニュージーランド旅行では釣具店に多く陳列されているのを確認、南半球でもブーム到来!?
何でも流行ればピンキリ商品が出てくるのが世の常。
お金の話になるがダイワ、シマノ、ジャッカルetc大手の既製品(タングステン製)なら軽く2000円オーバー。
画像は上から600円、500円、300円の鉛製廉価品だが中々のクオリティー。
この300円固定式タイラバ(ダイソー)でもアコウやヒラメの実績は充分実証されている。
遊びの釣りにいちいちコスパを論じるのは野暮との声もあるが、
根の荒いハイリスクハイリターンポイントを攻めればあっという間に2~3個失う。
過去には一日でタングステン5個を無くした苦い経験があり、さすがにこの時だけは心が折れた。
最近は根の荒さ具合を見極め二本の竿でタイラバを使い分けている。

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ここまで安価だと自作の意欲が無くなる

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店頭でも販売、一度試して下さい

『牡蠣の町虫明』

2017年08月30日

牛窓の東に位置する虫明、牡蠣の水揚げ県内1位。
因みにこの牡蠣養殖岡山は広島、宮城に次ぎ地味に3位。
夏の終わりの虫明漁港は種付けも終わり筏の漕ぎ出し前でひっそりしていた。
台風を見据え来月には沖に漕ぎ出され10月下旬から翌年3月まで収穫は続く。
(牡蠣筏のミニ知識)
筏の下にはチヌ、スズキ、カワハギ、フグ、サンバソウ等の絶好の隠れ家、
またぶら下がった牡蠣が海中のプランクトンを大量に摂取するので透明度が上がりちょっとした水族館となる。

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湾内の牡蠣筏(漕ぎ出し前)

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本土と長島を結ぶ橋、下の海峡名は瀬溝

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このホタテに牡蠣の種を植える

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連なる牡蠣小屋

『とったど~』

2017年08月18日

船の修理でとある港へ...
そこへ突然5mはあろうかというヤスを携えた男性現る。
岸壁から暫く海中を覗き込んだかと思うと次の瞬間勢いよくヤスを刺す。
こういうの大好きなので近寄ると2m下の海底でマダコが墨を吐きながらのた打ち回っている。
暫くするとマダコも観念したのかおとなしくなり取り込もうと持ち上げた瞬間、最後の力を振り絞りヤスから逃れ猛スピードで泳ぐ...
3mほど泳ぎ一休みした瞬間再びヤスが刺さる。
今度は上手く刺さり初回の3倍は刺したままにし弱らす。
ようやく岸壁に揚げられたマダコだが本能なのか海方向に這って逃げようとする。
格闘すること数分何もなかったようにマダコはビニール袋に納められた。
ヤスの名手曰く夏のこの時期干潮はよく捕れるとのこと...真夏のワンシーンであった。

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徐々にギャラリーが集まる

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死にもがくマダコ

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最後の抵抗を試みる2Kのマダコ

『ボートの老朽化』

2017年08月14日

全国的にお盆です。
しかし当マリーナは予想した程の混雑もなく普段の週末と同じ。
弊社は夏に集中するウォータービークルを扱っておらず、それとウェイクボードが一時に比べ下火になったから?
そして毎週のように乗られる保管オーナー様は逆にお墓参りや里帰りで欠席。
その代わり年一度しかお見えにならないオーナー様の突然の来店があったりで混雑の帳尻が合うようです。
しかし、いざボートの下架と言われてもバッテリーは上っており、艇体は埃まみれデッキにはハチの巣、他にもエンジンの不調、また舵が重たかったり航海計器の不調ets...でかなりの確率でトラブル発生。
なお使用頻度の低い保管オーナー様に対しても冬は格納点検、春はシーズン前点検の告知をするが反応は鈍い。
まあ古くなり飽きの来たボートに費用を掛けたくないのは理解出来ないこともないが、不幸なことにメンテナンス費用は経年劣化と共に加速度的に膨らんで行く。
一般論として乗らないボートの保管料は美味しいと言われるが、船好きの私からすればほったらかしのボートを毎日見るのも忍びない。
だから生活必需品でないボートは飽きれば思い切って売却、休憩すればよい。
商売気が無いと言われるかもしれないが趣味とはそういうものだと思う。

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画像はイメージです

『御手洗』

2017年08月13日

『御手洗』...広島県呉市大崎下島にある港町。
みたらいと読みます。
普通に読むとアレですよね...(笑)
以前Y2K瀬戸内クルージングで寄港したが今回はとびしま街道を車で移動。
5島を結ぶとびしま街道、ここの景観は瀬戸内海国立公園内でもトップクラス。
ここ御手洗の街並や波止場も観光用に整備されてはいたがどこか牛窓に似た風情であった。
帰り際寄った青果店のおやじさんが、この対面の岡村島だけ良質の水が出るという理由で、村上水軍にぶんどられ愛媛県になったというエピソードが印象的であった。

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石灯篭が青い海に映える

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昭和30年代の私はど真ん中世代

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この島にある「ゆたか海の駅」は日本で最初の海の駅施設

『朝飯前』

2017年08月12日

近所のたっくんが朝練に参加。
5時出港のはずが引率のお祖父さんの寝坊で30分遅刻(笑)
今日は無風ベタ凪に加え朝まずめと干潮からの潮返しが重なるベストコンデション。
そして満潮がゆっくり流れ始めると鯛祭りの始まり!
ポイントは水深10mの浅場、なので鯛が弱らず手応え充分...
するとたっくんも自慢のタックル(シマノ炎月&オシアコンクエスト)で絶妙の合わせ炸裂!
巻き上げてると、ありゃ~ハリが一本外れた危ねえ!なんて大人顔負けなことをおっしゃる(笑)
また、同行したNさん(年齢差54才)との釣り談義は見事なまでにたっくん優勢!
ということで8時帰港、これから朝飯喰って夏休みの友頑張ってね。

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良型の真鯛を右に左に軽くあしらう

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タモスケ役のお祖父さんと息ピッタリ

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はい、寝起きの1枚でした。

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いま牛窓の鯛は釣果アップ

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