『臨機応変』
『みっちぃ参上』
2017年04月14日
いつも月刊フリーペーパー『Sea&Sea』ご愛読頂きありがとうございます。
「ボートDEフィッシング」コーナーを9年間担当してくれているのがメンバーの三宅毅さん。
彼は創刊依頼一度も休むことなく107ヶ月連続で船を出しレポートを書き続けているのです。
そんな彼がある時、野郎ばかりのガチ取材もいいけどたまには華が欲しいなって言い出し...
要するに釣りアイドルみっちぃ同伴で釣りに行きたいという相談。
私はそのミッションで3月横浜のボートショー会場でみっちぃに主旨を説明、快諾を頂く。
些か前置きが長くなったが、遂に4月12日取材日を迎える。
彼女と私と活文堂印刷の三村さんは相生に前泊、夜はリーダー三宅さんと四人で作戦会議。
今回のテーマは「瀬戸内の乗っ込み鯛を釣る」
また三村さんには写真撮影と記事を買って出て頂き感謝する次第です。
取材当日は前日通過した低気圧の後側で案の定西寄りの強風。
相生マリーナから三宅さんの釣り仲間西川さん所有FG35に乗り込み一路小豆島へ。
8時40分スタートフィッシング...しかしいつも込み合う小磯灯台に着くも他船は2隻のみ。
魚探には何かしらの生命反応が出るもののサビキ、タイラバどちらも音信不通。
嫌な雰囲気の中時計は既に11時、徐々に焦る~(汗)
ならば潮返しの時刻を見計らいポイントを移動、鯛を諦めスズキ狙いに変更。
しかしこれも不発。
残すはサビキにイカナゴを差す掟破りに打って出る。
これでやっと小さなメバルが彼女の竿に...
三村カメラマンは小ぶりのメバルを遠近法で少しでも大きく撮影(苦笑)
そうこういているうちお昼を迎えストップフィッシング。
ランチは中村荘(男鹿島)でタイ、ヒラメ、カレイ、カワハギの豪華活け造り。
想像を絶するド貧果にも関わらず美女を囲むテーブルは賑やか!!
そういえば6年前のY2Kファミリーフィッシングの時も釣らせてあげられなかった。
小豆島の鯛は全部オスでみっちぃ見て緊張岩陰に潜んだのでしょう。
15時無事相生マリーナに帰港、皆さんお疲れ様でした。
まあみっちぃには三度目の正直ということで近いうちリベンジしてもらいたいと思います。
ということで、彼女へのお土産は脂ののった真鯛ではなくイカナゴの釘煮となりました。
PS:三宅さんも西川さんも車に船にサインもらっていたけど買取査定上がる下がる?
【みっちぃのオフィシャルブログ】
メバルには好かれたみっちぃ
この2ショット、スマホの待ち受け画面にしよっと...
視聴者プレゼント用のサイン
リベンジを誓い...あれっ?いつの間にか小幡さん(S&S事務局長)の姿が...
『ノスタルジックアート』
2017年04月10日
日本語に訳すと郷愁芸術。
ご近所の高祖材木さんの工房『無垢』
ここで年に一度、船の模型、水彩画、木工細工、陶器の個展が開かれる。
入館後直ぐ一枚の風景画(橘高さん作)に目が止まる。
そこには弊社マリーナが出来る前にあった製材所が描かれている。
私は58年前この製材所西隣の平屋で生まれた。
うちは元々製材と石材加工を手掛けておりこの絵は正にルーツ。
朝から晩まで帯鋸が弁甲(木造船用材)を切断する音を聞いて育った。
鋸音も凄まじいが、中を舞った鋸くずがしょっちゅう目に入り祖母に取ってもらったものだ。
またこの木造客船は南備海運(現両備運輸)所属。
昭和49年3月31日中学生だった私は就航最終日記念にと牛窓から高松まで自転車を積込み四国をサイクリング。
この空間に身を置くと昭和の思い出が次から次へと蘇る。
「昭和は遠くなりにける」
運命の出会いを果たした絵がこちら...
幼少の頃船の機関室を観せてもらうのが楽しみだった
左から高祖さん、私、橘高さん
『菜種梅雨』
『濃霧』
2017年04月08日
今朝暖かいと思いきや今年一番の濃霧!
折角の土曜シースタイルの予約も2件入っているというのに...
しかしここは安全第一、お客様に電話を入れ状況説明キャンセルを促す。
私に言わせばここ瀬戸内では波より怖い霧。
霧はこれから梅雨にかけ頻繁に発生するのでご注意下さい。
瀬戸内海の濃霧
展示場
マリーナ
100M先の24シエスタ見えますか?
保安庁の安全啓蒙ポスター
『今年最初の朝練は...』
『岩礁三兄弟』
【進水】
Y様YFR進水おめでとうございます。
暖かくなり納艇が続きます
『進化系フィッシングボート』
2017年03月20日
昭和50年代ヤマハフィッシングボートはセンターコンソールのU19AF、キャビンタイプではFISH22が全盛。
昭和60年に入ると業界で一世を風靡したUF23(タックル23)が登場、I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと平成10年頃まで生産。
そしてタックル23をかわきりにUFは20、24,25,27とシリーズ化され人気を博す。
その後FW23,YF23に継承され現在のSR-X、YFRシリーズに至る。
この30~40年フィッシングボート(OB仕様)も進化。
例えば奇抜なスタイルとカラーリングのSR-X-EX、僅か20Fの艇体に165馬力船外機を搭載!
昔このサイズだと50馬力、85馬力を搭載しようとすればJCIにオーバーパワーで難しく言われたものだ。
本体にGPS魚探、レーダー、簡易ソナー、Iパイロット等のオプションを追加すればざっと650万。
価格的にはレクサスのミドルクラス、ハーレー2台分に匹敵。
「山椒は小粒でぴりりと辛い」がお好きな方におすすめの一艇です。