『回航日和』

2017年04月21日

このところ春の嵐というか天候不順の日が続いた。
先日は雷そして牛窓では見たこともない雹まで降った。
天気予報によれば今日は久しぶりに終日穏やかとのこと。
桟橋では2隻のボートが広島にむけ出港準備。
5時間の安全航海を祈ります。
photo

左DX32G、右YD28G

photo

航路の打ち合わせ中

photo

2隻同時に離岸

photo

凪の牛窓港

『臨機応変』

2017年04月16日

今朝も薄暗いうちから朝練に出かける。
暖かく海も凪でいて釣り易さそうだ。
先週辺りから鯛の活性も上がり仕掛けもサビキからタイラバに変更。
春産卵真近の鯛は肥って旨い!
釣る前からもう食べる話(笑)
これが海底にいる鯛に伝わったのか喰いは渋い。
日の出から少し経った頃船の周りはイワシのボイルが発生、魚探も真っ赤!
そして鳥の大群の中に俺独り...
ちくしょう、こんな時に限ってルアー竿積んでない(泣)
バイブレーション投げたらスズキの入れ喰いだろうに...
やはり今日は二刀流でいくんだったと後悔しきり。
ということで今朝は運の悪い鯛1枚。

photo

黄島の日の出

photo

根性で釣った1枚

『みっちぃ参上』

2017年04月14日

いつも月刊フリーペーパー『Sea&Sea』ご愛読頂きありがとうございます。
「ボートDEフィッシング」コーナーを9年間担当してくれているのがメンバーの三宅毅さん。
彼は創刊依頼一度も休むことなく107ヶ月連続で船を出しレポートを書き続けているのです。
そんな彼がある時、野郎ばかりのガチ取材もいいけどたまには華が欲しいなって言い出し...
要するに釣りアイドルみっちぃ同伴で釣りに行きたいという相談。
私はそのミッションで3月横浜のボートショー会場でみっちぃに主旨を説明、快諾を頂く。
些か前置きが長くなったが、遂に4月12日取材日を迎える。
彼女と私と活文堂印刷の三村さんは相生に前泊、夜はリーダー三宅さんと四人で作戦会議。
今回のテーマは「瀬戸内の乗っ込み鯛を釣る」
また三村さんには写真撮影と記事を買って出て頂き感謝する次第です。
取材当日は前日通過した低気圧の後側で案の定西寄りの強風。
相生マリーナから三宅さんの釣り仲間西川さん所有FG35に乗り込み一路小豆島へ。
8時40分スタートフィッシング...しかしいつも込み合う小磯灯台に着くも他船は2隻のみ。
魚探には何かしらの生命反応が出るもののサビキ、タイラバどちらも音信不通。
嫌な雰囲気の中時計は既に11時、徐々に焦る~(汗)
ならば潮返しの時刻を見計らいポイントを移動、鯛を諦めスズキ狙いに変更。
しかしこれも不発。
残すはサビキにイカナゴを差す掟破りに打って出る。
これでやっと小さなメバルが彼女の竿に...
三村カメラマンは小ぶりのメバルを遠近法で少しでも大きく撮影(苦笑)
そうこういているうちお昼を迎えストップフィッシング。
ランチは中村荘(男鹿島)でタイ、ヒラメ、カレイ、カワハギの豪華活け造り。
想像を絶するド貧果にも関わらず美女を囲むテーブルは賑やか!!
そういえば6年前のY2Kファミリーフィッシングの時も釣らせてあげられなかった。
小豆島の鯛は全部オスでみっちぃ見て緊張岩陰に潜んだのでしょう。
15時無事相生マリーナに帰港、皆さんお疲れ様でした。
まあみっちぃには三度目の正直ということで近いうちリベンジしてもらいたいと思います。
ということで、彼女へのお土産は脂ののった真鯛ではなくイカナゴの釘煮となりました。
PS:三宅さんも西川さんも車に船にサインもらっていたけど買取査定上がる下がる?

【みっちぃのオフィシャルブログ】

photo

メバルには好かれたみっちぃ

photo

この2ショット、スマホの待ち受け画面にしよっと...

photo

視聴者プレゼント用のサイン

photo

リベンジを誓い...あれっ?いつの間にか小幡さん(S&S事務局長)の姿が...

『ノスタルジックアート』

2017年04月10日

日本語に訳すと郷愁芸術。
ご近所の高祖材木さんの工房『無垢』
ここで年に一度、船の模型、水彩画、木工細工、陶器の個展が開かれる。
入館後直ぐ一枚の風景画(橘高さん作)に目が止まる。
そこには弊社マリーナが出来る前にあった製材所が描かれている。
私は58年前この製材所西隣の平屋で生まれた。
うちは元々製材と石材加工を手掛けておりこの絵は正にルーツ。
朝から晩まで帯鋸が弁甲(木造船用材)を切断する音を聞いて育った。
鋸音も凄まじいが、中を舞った鋸くずがしょっちゅう目に入り祖母に取ってもらったものだ。
またこの木造客船は南備海運(現両備運輸)所属。
昭和49年3月31日中学生だった私は就航最終日記念にと牛窓から高松まで自転車を積込み四国をサイクリング。
この空間に身を置くと昭和の思い出が次から次へと蘇る。
「昭和は遠くなりにける」

photo

運命の出会いを果たした絵がこちら...

photo

幼少の頃船の機関室を観せてもらうのが楽しみだった

photo

左から高祖さん、私、橘高さん


『菜種梅雨』

photo photo

photo photo

2017年04月09日

先週木曜からの雨は週を跨ぎ火曜まで続くらしい...
毎年この時期開催される関西ボートショーは高確率で雨に見舞われている。
桟橋も陸上ヤードもスタッフは雨対策で大変そう...
しかし悪天候で出港を諦めたオーナーの来場を期待してしまうのはボート屋の悲しい性。
イベントは「枯れ木も山の賑わい」人が多ければ多い程盛り上がる。

『濃霧』

2017年04月08日

今朝暖かいと思いきや今年一番の濃霧!
折角の土曜シースタイルの予約も2件入っているというのに...
しかしここは安全第一、お客様に電話を入れ状況説明キャンセルを促す。
私に言わせばここ瀬戸内では波より怖い霧。
霧はこれから梅雨にかけ頻繁に発生するのでご注意下さい。
瀬戸内海の濃霧


photo

展示場

photo

マリーナ

photo

100M先の24シエスタ見えますか?

photo

保安庁の安全啓蒙ポスター

『今年最初の朝練は...』

2017年04月03日

4月牛窓沖の海水温も徐々に上昇現在11℃、
今年も朝練の季節を迎える。
今朝はハネを狙い6時から8時まで竿出し予定。
ところが開始早々ダブル、トリプルで釣れたので僅か30分の釣行となった。
撮り忘れたが魚探にはハネ特有の反応がバッチリ!
幸運なことに周辺に他船の影もなくこのポイント独り占め...
勿論明日も攻めるつもり。

photo

本日の釣果50~60㎝ハネ9本、セイゴ3本はリリース

photo

7時にはもう桟橋着

photo

朝から面倒臭いなぁ言いつつ活絞&鱗取りをする母ちゃん

photo

今日のヒットサビキはこれ!

『岩礁三兄弟』

2017年04月01日

牛窓東部にあるこの三つの岩礁。
虫明・日生方面への航行はここを通過することになる。
特に冬場この海域には無数の牡蠣筏が設置され夜間の航行は厳禁。
水深は概ね6~7mと浅く岩礁上からの浮き釣り客で賑う。
また春の大潮にはアサリやワカメも採れるポイントでもある。

photo

下筏...丸い岩は滑りやすい

photo

上筏...北50mに独立した洗岩アリ

photo

釜ノ蓋...洗岩なので極めて危険

photo

位置関係

『進化系フィッシングボート』

photo photo

2017年03月20日

昭和50年代ヤマハフィッシングボートはセンターコンソールのU19AF、キャビンタイプではFISH22が全盛。
昭和60年に入ると業界で一世を風靡したUF23(タックル23)が登場、I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと平成10年頃まで生産。
そしてタックル23をかわきりにUFは20、24,25,27とシリーズ化され人気を博す。
その後FW23,YF23に継承され現在のSR-X、YFRシリーズに至る。
この30~40年フィッシングボート(OB仕様)も進化。
例えば奇抜なスタイルとカラーリングのSR-X-EX、僅か20Fの艇体に165馬力船外機を搭載!
昔このサイズだと50馬力、85馬力を搭載しようとすればJCIにオーバーパワーで難しく言われたものだ。
本体にGPS魚探、レーダー、簡易ソナー、Iパイロット等のオプションを追加すればざっと650万。
価格的にはレクサスのミドルクラス、ハーレー2台分に匹敵。
「山椒は小粒でぴりりと辛い」がお好きな方におすすめの一艇です。

中古艇・中古ボート販売情報検索サイト キャプテンナビ