【カジキ】第21回玄界灘ビルフィッシュトーナメント
みなさんこんにちは、ヤマハボート大阪店の三田です。
今回は九州の北西部、福岡ー長崎にまたがる玄界灘のビルフィッシュトーナメントに運営側として参加してきましたので、その様子をお伝えしたいと思います!
九州唯一のBFT
実は九州でのビルフィッシュトーナメント(以下、BFT)はこの玄界灘でマリノア(西福岡マリーナ)さんが開催しているこの大会だけ。21年目を迎えるこの大会には、20隻を超える船が出場します。また釣れるカジキも私がいつもいる関西エリアとは違いシロカジキがメインで、時期も9月で遅かったりと、地域によって違いが顕著に出るなと感じます。参加者が宿泊するのも壱岐市という島で、昨年は壱岐市のゆるキャラや壱岐レディなるものが登場するなど、地域色も濃い大会です。
いざ出航
いよいよ待った大会当日。天気は晴れで海はベタ凪ぎ!朝6時には各艇がスタートフィッシングに向けて朝焼けのなか出航していきます。
各艇がスタートラインに到着し、朝7時にはいよいよスタートフィッシング!BFTの華ということもあり全力で釣り場まで駆け抜けていきます。
運営側の副本部艇から撮影したので遠景ですが、近くを通る船は圧巻です。今回はドローンを飛ばして撮影をしていたのですが、明らかにドローンを意識しながらスタートしているお茶目な船もありました。(笑)
スタートフィッシング後は寄港地の壱岐市にて大会本部を設営し、10時のロールコールを待ちます。
と、10時のロールコール時点で早速釣果の報告が。後の検量でわかったことですが、ファーストマーリンはシロカジキとしては超重量級の193kgを記録!実はこれまでこの大会で挙がったシロカジキの記録をすでに更新しているとのことで、本部では早速優勝が決まってしまったなとの声もちらほら。ちなみに前回は50kg前後のカジキをランディング、タグ&リリースしたり、120~130kgのカジキが一本釣れたとのことだったので、いきなりとんでもない大物が釣れましたねーと話をしていたのですが・・・
更なる大物!
そんな話をしている矢先、またも大物のランディングがあったとの連絡。一体どんな大物が...と構えていると、検量すると...なんと驚きの231kg!!全国的に見ても日本記録クラスのサイズですが、それがシロカジキということもあってひと騒動です。
帰港してから改めて上げてみると、やはりでかい・・・!立派な体格で21年の大会のなかでは最大記録をマーク。なんと地元のテレビ局も駆けつけて翌日のニュースに動画として紹介されました。
"玄界灘で巨大カジキ 日本新記録に相当【福岡】"
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00010001-kbcv-l40
残念ながら今回は公式記録として認められなかったものの、大会としては堂々の優勝!しかし2位も193kgという大物を釣り上げておりますので、今回の大会はまさに激戦となりました。
表彰式も盛大にホテルで開催され、優勝者だけでなく参加各艇の苦労が労われました。
優勝者はもちろんですが、2日間の苦労をこうやって盛大に労う会が開かれるのもビルフィッシュトーナメントの醍醐味ですよね。
こうして激戦の玄界灘BFTは無事閉幕を迎えることができました。普段は私は関西を拠点にしているため別のエリアのBFTに参加することはなかなかないのですが、まさに歴史的な瞬間を運営側として見ることができ感慨深い大会となりました。玄界灘の大会ではありますが、関西からの参加艇も毎年いるようなので、9月に玄界灘の大会に挑んでみるのもいつもとは違う釣りが体験できておもしろいかもしれませんよ。
またこういった大会などに参加した際はブログにあげていきますので、ぜひこれからもチェックしてみてくださいね。
それでは!
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