タチウオ釣りに挑戦!
皆様、こんにちは。ヤマハボート大阪店の田村です。最近は、また一段と寒くなってきましたね。寒いと、何だか心までも冷えてしまうような気がします・・・。しかし、寒さゆえに温かいスープやシチュー、鍋などが心身に染み渡り、他の季節よりも断然美味しく感じられますよね。寒いと悪いことばかりじゃなく、良いこともあるんだなとしみじみ思う今日この頃です。
さて、先日私はオーナー様のボートに同乗して釣りをしに行ってまいりました!実は、今回同乗させていただいたオーナー様のボートは、前回のブログでも紹介致しましたが、つい最近の進水式で大海へと走り始めたボートDFR36FBです!
オーナー様の念願の初マイボートで、一刻も早く釣りをやってみたかったようです!
今回は、タチウオを狙っていきました!私にとって、タチウオ釣りは初めてだったので、タチウオの仕掛けや餌など分からないこと尽くしだったので釣れるかどうか不安でした。それでも先輩社員から様々なアドバイスを頂いて、タチウオ釣りを少しずつ理解していって、「もしかしたら釣れるんじゃないか?」と、根拠無き自信と期待が溢れてきました。
テンヤ仕掛け
まずは、仕掛け作りから始まります。今回は、テンヤという仕掛けを使ってみました!アジやさんま、いわしなどを付けて魚をおびき寄せるための仕掛けです。
これが今回使ったテンヤ仕掛け。餌をつける専用の突起針と下向きのフックが特徴的ですね。
テンヤにさんまを刺して、テンヤとさんまを離れさせないために針金でグルグル巻いておきます。
これで仕掛けつくりは終わりました。かなりシンプルなので、少しびっくりしました。簡単に仕掛けを作れるのって楽で良いですね。そして、ロッドホルダーに竿をさして、出航!目指すは、ドラゴンタチウオ。
横瀬の戦い
そして、ついに釣りポイントに到着しました!まずは、大阪湾にある釣りポイント 横瀬で釣りを始めました。まずは、サイズなど気にせずとにかくタチウオを釣りたいという気持ちでトライしました。
電動リールも使いました!テンヤ仕掛けは重いので、電動リールがあるとかなり楽に糸を巻けます。
すると、オーナー様や先輩社員の竿に当たりがあったようで、餌が食べられていました。「タチウオがこの下にいる!」、そんな高揚感に包まれて、私も竿を握り締め続け、待つこと約30分。当たりさえ来ない・・・。少しメンタルがやられました。他の方々も、当たりは来るものの釣れずじまいで、結局釣る場所を変えることにしました。
沖の瀬の戦い
次の釣りポイントを探しに、横瀬から南西に向かい沖の瀬に到着しました。ここでも、しばらく粘ってみたものの、当たりが来ずまた移動することになりました・・。もうこうなったら、遊漁船や乗合船の集まりを探して、そこの近くで釣りをするしかない。遊漁船や乗合船が集まっている場所(船だまり)は、よく釣れるポイントなのです。
この時は平日の昼ごろで、遊漁船も乗合船もそんな多くはなかったですが。
ここで粘って、釣れなかったらもう終わりだと、そんな思いで挑みました。すると、何か反応を感じて、ついにきたかと興奮しました!急いで、疲労しきった右手で思いっきり糸を巻きました。水深90mほどだったので、糸を巻くのも大変です。こういう時に電動リールを使いたかった・・・。それはともかく、このチャンスを逃してはならないと必死で糸を巻き続け、ようやく海面から何か見えてきました!タチウオか!?
・・・そこにあったのは、無傷のテンヤ仕掛けだけでした。この時の絶望感は相当のものでした。よく釣り初心者にある、当たりがよくわかっていないというやつです。さらにテンヤ仕掛けは、他の仕掛けに比べ重めなので、糸を巻いている時、何か釣れているという錯覚に陥りがちです。私もこの時、思いっきり勘違いしていて、勝手に絶望を味わうはめになりました。そして・・・。
悲しみの坊主
一匹のタチウオも入れずに、イケスの海水を抜くことにしました。つまり、全員坊主ということです・・・。坊主(お坊さん)は殺生をしないということで、釣れなかったときは坊主というと聞いたことがあります。まさに今回の釣りは、お坊さんのように優しさが溢れてしまい、魚を釣れなかったのかもしれません。
ただ私に限っていえば、技術知識が乏しすぎました。またしっかり、今回の反省・経験を糧にして次こそはタチウオを釣りたいと思っています!坊主でしたが、本当に勉強になり、楽しめました。オーナー様、ありがとうございました!
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