大人気フィッシングボートの最新版YFR-24 EX!!どこが変わったの??
こんにちは、ヤマハボート横浜店の西上です。
忘年会シーズンの到来ですね。二日酔いや寝不足の状態で船に乗ると船酔いになりやすいので、ボートに乗る前日はしっかり休息を取るようにしましょう。二日酔い+船酔いなんて楽しい休日が台無しですからね(笑)
さて、みなさんもご存知かもしれませんが、ヤマハで一番売れている船といえばYFR-24です。横浜店のブログでもYFR-24に関する記事のアクセス数が圧倒的に多く、このモデルへの関心の高さが窺えます。
そんなYFR-24ですが、実はYFR-24 EXとして生まれ変わっていたのです。とはいえ、YFR-24(以下、通常モデル)も販売中です。そこで、今回は注目度抜群のYFR-24EXを通常モデルと比較しながらご紹介したいと思います。
※写真に関してはモデルごとに艤装の差がありますので、ご承知ください。
エクステリアとインテリア
と言うことで、まずは見た目の比較から。外観を比べてみると...
↓EXモデル
大きな違いは見当たりませんね。実際、船体の形状についての変更点はありません。なので、波当たりや風流れ抑止性能に関して通常モデルが劣るということはありません。また、デッキやキャビンの形状も変わっていません。
しかし、よく見てみるとグラフィックが微妙に変わっています。
↓EXモデル
さらにデッキのサイド、旧モデルでは人工木材を使用していましたが、EXではFRPに変更するとともにレールを設置しました。これにより、レールにロッドホルダーを付けられるなど、艤装自由度が格段に上がっております。
↓EXモデル
↓EXモデル
↓通常モデル
こちらも一見すると変更点はないのかな~と思われますが。
こちらのダッシュボード
↓EXモデル
↓通常モデル
カラーリングが変わっただけではありません。EXでは次にご紹介するCL7というディスプレイを採用しました。CL7では回転数をはじめとしたエンジン情報やGPS魚探など様々な情報を一つの画面で見ることができます。そのため、様々な計器類でごちゃごちゃすることなく、すっきりとまとます。
さらに、EXではシガーソケットが設置されています。コネクタを用意すればスマホの充電などもできますよ。
それからドライバーズシート
↓EXモデル
↓通常モデル
EXではシートが体を包み込むような形状になっており、より安定感のある座り心地になっております。長いクルージングも疲れを感じにくくなりますね。
マルチファンクションディスプレイ CL7
それでは、先ほどちらっと出てきたCL7をご紹介したいと思います。このCL7がEXの目玉と言っても過言ではありません。それがこちら。
CL7とは簡単に言ってしまえばタッチスクリーンディスプレイのことです。ですが、ただのディスプレイではありません。魚探、マップ、船外機情報などを紐付けすることで、一つのディスプレイ上で表示・操作できるようになりました。CL7があれば、これまで魚探や船外機など、複数のメーターやモニターが並んでいた煩雑なダッシュパネルもこのようにすっきりしますね。しかも、このタッチパネル、高解像度・高感度でかなり直感的な操作が可能になってます。
そんなCL7ですが全機能を紹介しているととんでもないページ数になってしまうので、ここではいくつか便利な機能をピックアップしたいと思います。
①複数の情報を一つの画面で
このCL7、上の写真のようにエンジンの回転数、燃費やスピードなどのエンジン情報を一つの画面上に表示することができます。
さらにオプションでマルチファンクションディスプレイ(MFD)を追加すれば、下の写真のようにCL7でエンジン情報、MFDでマップを映して同時に見ることができます。こうして見ると今までのアナログ計器よりも格段に見やすくなっているのが分かると思います。
また、CL7は画面を2画面、3画面、4画面に分割することができます。MFDも4分割可能なモデルを選べば、最大で8画面を同時に見ることが可能になります。とはいえ、8つの画面を同時に使うことなんてないでしょうが...
ですが、こんな風にマップ、魚探、エンジン情報で3画面というように使うとぱっと見た時に分かりやすいので良いかもしれません。
②スマホからも情報確認可能
さらに驚くべきことにCL7はスマホやタブレットとつなげることができます。アプリをダウンロードすれば、ご自身のスマホで操作が可能となり、お手もとでマップや魚探、エンジン情報の確認が可能です。なので、アフトデッキでフィッシングサポートリモコン(FSR)を使って操船しながら魚探の確認ができるわけです。釣りをする際には重宝しそうな機能ですね。
③多彩なソーナー表示形式
3つ目の特徴はソーナー情報の様々な表示形式があることです。単純に船の下を映すものだけでなく、ボートの側面をを映すSide Vüソナー表示、前方を3Dで表示するReal Vü 3D前方ソナー表示や通過した後方を3D表示するReal Vü 3D履歴ソナー表示など多彩な表示形式があります。これにより、海底の様子を今までよりも詳細に確認できるようになりました。
Side Vüソナー表示
ボートの側面を見ることができるので釣りをする際にはどこに魚がいるのか分かりやすいですね。
Real Vü 3D前方ソナー表示
このモードではボートの前方を3D表示にすることが出来ます。なので、海上で停泊している際にボートの前方にいる魚を見つけることができます。
Real Vü 3D履歴ソナー表示
このモードでは移動中の航跡の下の海底から水面までを映すことができます。魚群を見つけることはもちろん、海底のくぼみなど魚が隠れているポイントを感覚的に見つけることができますね。
CL7にはこれら以外にも様々な表示形式があります。お好みのソーナー表示形式で大物釣りを狙ってみてはいかがでしょう。
価格
さて、ここまでEXモデルの主な変更点について見てきましたが、皆さん一番気になるのは価格ですよね。CL7をはじめ、色々な機能が追加されたEXモデルですが、さすがに通常モデルと同じというわけにはいきません。
ということで、EXモデルと通常モデルの価格をFSR(フィッシングサポートリモコン)仕様の175馬力で比較してみましょう。
YFR-24 |
¥4,840,000- |
YFR-24 FSR |
¥5,480,000- |
YFR-24 EX |
¥5,220,000- |
YFR-24 EX FSR |
¥5,860,000- |
いかがですか?
機能性のEXと低コストの通常モデル。どちらを選ぶかは懐事情と相談と言ったところでしょうか。
ちなみに、その他の馬力や仕様での価格についてはヤマハ発動機HPからご確認ください。
ただいまヤマハボート横浜店では、YFR-24、YFR-24 EXともに展示してあります。ぜひ足を運んで直接ご覧になって、ご自身の目で比較してみてください。お待ちしております。
以上、ヤマハボート横浜店の西上でした。
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