【日本最大！カジキ釣りトーナメント】第40回JIBT潜入レポート！
久々の更新となってしまいましたが、今回は暑い夏の一大イベントJIBT（ジャパンインターナショナルビルフィッシュトーナメント）の模様をお伝えします。横浜店FACEBOOKとINSTAGRAMではリアルタイムに更新していましたが、ブログにて今回のJIBTのまとめを報告いたします！写真は約100キロのクロカジキ！
毎年、横浜店ではお客様のボートに同乗しJIBTに参加しておりますが、今回は私にとって初のカジキ釣り参戦でした。感想としてはこんなに盛り上がる釣り大会があったんだ！とただただ感動しました。
JIBTとは
まずはこちらの動画をご覧ください！JIBTの魅力満載の動画です！
JGFA（ジャパンゲームフィッシングアソシエーション）が主催し、毎夏静岡県下田市で開催している日本最大規模のカジキ釣り大会です。厳密なルールについてはあえて触れませんが、要約すると「3日間で釣ったカジキの種類・重量に応じたポイント制のカジキ釣りトーナメント」です。トローリングと呼ばれる釣法でルアーをボートで引っ張って狙う釣りかたで競います。カジキマグロが大きいのは皆さんなんとなくご存知かと思いますが、なんと大きいものでは400キロを越える個体も存在するのです。そんな大物を狙うためには、道具を揃えるのはもちろん、アングラー・キャプテン・ギャフマンといったクルーのチームワークや海水温・潮流・実績などを考慮し、周るポイントを決める必要があります。ボートも必然的に大型で安定感のあるフィッシングボートやコンバーチブルタイプが多くなります。ちなみに今年で40周年の節目の年を迎えるJIBTですが、参加チームは過去最多の130艇です。
ちなみに使用するルアーがこちらです。
ロッドとカジキと戦うファイティングチェアはこちら！ラインは50LBです。細ければ細いほどラインブレイクの可能性は高まりますが、キャッチ・もしくはタグ付けしたときにポイントは高いです。
大会スケジュール
7月19日 前夜祭
7月20日～7月22日 3日間トーナメント
7月22日 表彰式・アフターパーティー
以上のようなスケジュールで開催されました。それでは、当日の様子を写真と共に振り返ります。
初日の前夜祭
多くの参加者が下田港に集まり前夜祭で翌日から始まるトーナメントに向けて英気を養いました。
会場では静岡の特産品が振舞われ、バンドを呼んでの明るい雰囲気のパーティーで皆さん生演奏で大盛り上がり！参加者同士の横の繋がりを強く感じたイベントでした。また、ただの釣り大会というよりは、下田市としての大きなお祭りのような雰囲気でした。街全体もカジキのフラッグが掲げられカジキ一色です。
トーナメント
私が同乗した大型コンバーチブル艇です。一番上のツナタワーからは鳥山や魚の群れを探します。
スタートフィッシングの合図で参加艇は一斉にポイントめがけて走っていきます。100艇を越える大型ボートが一斉にスタートをきる様子は圧巻！
ちなみにカジキが掛かった！釣り上げた！などのやりとりは全て無線でやり取りをします。なのでどのチームが釣れているのかもリアルタイムで分かります。
ポイントに着くと素早くルアーを投入します。
初日はスタートしてから1時間と経たず、無線でカジキヒットの連絡が！否が応でも期待が高まります。
私が同乗してたボートでもすぐにヒットが！
上がったのはシイラです。サイズも良く個人的にはとても嬉しいのですが、大会においては外道扱いです。。10キロの魚も外道扱いになってしまうなんてと驚愕でした。そしてその後すぐ本命のカジキが掛かり、派手に水面から飛び出し暴れますが結果的にフックアウト！どうやらフックの掛かりが甘く、カジキがファイト中に潜水した後、急浮上したことでフックが外れたようです。
それから約2時間はヒットのないまま時間が過ぎていきますが
再びカジキがヒット！水面から大ジャンプ！1時間以上の攻防の末、ボートに上げることができました。
記録として９５．８キロのクロカジキでした！
私たちのチームは、３日間でこの一匹だけでしたが、大会は初日からヒットコールが飛び交う釣れっぷりで潮温も２８度以上、潮の流れも抜群でした。風もなく釣り易いコンディションに出場チームの期待は大いに高まります！
トーナメント全体の結果
さて大会全体の結果を発表します。
7月20日 ヒット数79回 タグ&リリース27尾 キャッチ13尾 合計40尾
7月21日 ヒット数74回 タグ&リリース20尾 キャッチ9尾 合計29尾
7月22日 ヒット数45回 タグ&リリース9尾 キャッチ2尾 合計11尾
大会全体の成績 ヒット数198回 タグ&リリース56尾 キャッチ24尾 合計80尾
最大魚は195.2kgのクロカジキを釣り上げたアイエヌジーフィッシングクラブ！
そして優勝はタグ&リリース3尾、キャッチ１尾の成績を収めたBull Fighterの皆様です。
優勝おめでとうございました！そして参加したチームの皆様、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
アフターパーティー
表彰パーティーは静かな海を眼下に望む下田東急ホテルで行われ、芝生と夕日と海がリゾート感を盛り上げる最高のロケーションの中、開催されました。
パーティーでは、冒頭に紹介したダイジェスト動画が流れたり、花火の演出もあって大盛り上がりのうちに大会は閉会しました。40年の節目を迎え、天候に恵まれ大会史上最多の釣果。これ以上ないトーナメントになったと思います。
次の日は朝早くからホームマリーナへと3日間を戦いきったボートたちが帰って行きます。
今回が初めての参戦となったわけですが、会場の熱気は今まで経験したことが無いような雰囲気でますます釣りが好きになりました。これから秋を迎え、ボートフィッシングを楽しみやすい季節がやってきます。当店では新艇はもちろんフィッシング・コンバーチブル艇の中古も在庫してありますので是非、足を運んでみてください。
また、来る秋のボートフェア（10月6-8日）でもフィッシングボートを出展予定です。詳細は後日お知らせいたします！
それでは、皆様最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！
